SELF SCIENTIFIC PRESENTS... THE WORKS (1997-2002)

Label: S.O.L./ABB (2002)

Production: Dj Khalil


1. One - Self Scientific w/Kombo
2. Subterranean - Blitzkrieg Militia
3. My Word - Lao Fai w/Chace Infinite
4. Hold It Down - Krondon
5. I Put My Life On It - Lao Fai
6. Always And Forever - Krondon
7. Opposition - Self Scientific w/Don Crisis
8. James Worthee - Krondon
9. Best Form - Krondon
10. Evergreen - Self Scientific
11. Corona Deluxe - The Korsican Brothers
12. Pop Shit - Kombo w/Unspoken Heard
13. Sublevel Dominance - Self Scientific
w/Lao Fai, Don Crisis
14. Run The Depth - Self Scientific
15. Pentagon Paradox - Self Scientific

CHACE INFINITEとDJ KHALILのデュオSELF SCIENTIFICのレーベルS.O.L. MUSIC WORKSの音源を集めたコンピレーション・アルバム。初CD化となる曲を中心に、3曲の未発表曲も収録。レーベルコンピと見るのが正解なのだろうが、個人的にはお気に入りのプロデューサーでもあるDJ KHALILの作品集として聴いてみた。

そのDJ KHALILのプロダクションだが、やはり素晴らしい。独特の艶のあるサウンドと硬質なビートは、強烈な独創性などは感じないが、最高にスムースなグルーヴを作り出している。あまり注目されていないDJ KHALILだが、年末にはSELF SCIENTIFICのセカンドも出る事だし、ソロ・アルバムでも出して存在をアピールしてもらいたいものだ。MCを立てつつ自らも自己主張できるDJ KHALILには、様々なタイプのMCとコラボレーションしてもらいたい。とにかく、最も過小評価されているプロデューサーの一人だろう。新しい曲ほど完成度が高いのも、彼が地味ながら成長を続けている事の証明、と言ったら言い過ぎだろうか。それほど、2002年の音源となる"ONE"と"SUBTERRANEAN"は素晴らしい。

MC陣では、相棒CHACE INFINITEとの相性の良さは言うまでもないが、個人的に前から思っていた事だが、荒々しく奇妙な声のKRONDONとスムースな自己流を突き通すDJ KHALILのトラックとのせめぎ合いがやはり面白い。CHACE INFINITEやLAO FAIと言ったオーソドックスなスタイルを持つMCは”合っている”感じだが、KRONDONはトラックとの微妙なミスマッチが面白い結果に繋がっている。と言うわけで、KRONDONとCHSCE INFINITEが組んだTHE KORSICAN BROTHERSが最もバランスが取れている。アルバムを期待したい。

言ってしまえば曲の寄せ集めであるから、アルバムとして曲順がどうこうとか言うのはお門違い。単純に、ドープな曲が揃っている。これらのアナログを買い逃しているなら、無条件で買いの一枚。