HIGH RISK

Label: DAY BY DAY (2002)

Artist: PROPHETIX

Production: Jon Doe, Asprin, Cheapshot, James Scinide, Applejac, Zo, Mf Doom


1. Intro
2. Who Is This?
3. Bigguns
4. True Urban Grit (T.U.G)
5. Gravitatin' w/Mahogany Brown
6. Quitters
7. Doe Interlude #1
8. Crispus Attacks
9. Prophetionals
10. Shatter w/Science Of Life, Stacey Epps, U-George
11. Impressive Presentationals w/Stahhr Da F.E.M.C.E.E.
12. High Risk!
13. Sumpthin's Gotta Give
14. Brace Yo Self
15. Doe Interlude #2
16. Unstoppable
17. It's A Shame
18. Grudge Match w/Grizz, James Scienide, Untamed
19. Respect Your Flesh
20. Pie On Ya Face
21. We Do What We Do
22. Guestlist
MCのEDDIE MEEKSとMELLO MELANIN、プロダクション担当のJON DOEで構成されるアトランタのグループ、PROPHETIX。MF GRIMMやCOUNT BASS Dなど、良質のリリースを続けるDAY BY DAYからのデビュー・アルバム。

グループの骨格を成すのは、JON DOEのソウルフルなトラック。80年代のフュージョンっぽいネタを多用した彼のトラックは、暖かみに溢れていて、何とも心地良い。"GRAVITATIN'"や"IMPRESSIVE PRESENTATIONALS"なんかはその典型、ノスタルジックなストリングスが良い"HIGH RISK!"などでは、幅広いタイプのトラックを作れる事を証明している。広がりに欠けていたり、ドラムの打ち込みが雑だったりと不満もあるが、実にセンスのあるトラックを作るプロデューサーだ。MF DOOMが唯一手掛けた"SUMPTHIN'S GOTTA GIVE"は、流石の貫禄でアルバムのハイライトを演出している。

EDDIE MEEKSとMELLO MELANINのラップは、予想外の何かは期待できない極めてオーソドックスなモノだが、トラックの空気に良くマッチしている。ヒップホップに対する愛情だったり、金についてだったり、女ネタだったり、トピック的にあまり面白味はないが、2人のコンビネーションと跳ねたフロウはナカナカ聴かせてくれる。太めの声質をしたEDDIE MEEKSが特に良いかな。

リリックやプロダクション、そして所々に顔を出すJON DOEの擦りにも、彼らの只ならぬヒップホップへの愛情が滲み出ている。90年代前半のプロダクションをお手本としながら、それだけに終わらない魅力のあるグループになるポテンシャルを秘めている。