VERICAL TREES WITH ETERNAL LEAVES

Label: BIOFIDELIC (2003)

Artist: NEILA

Production: Deeskee, Liferexall, Daddy Kev, Omid, Myk Manson, Matth


1. Vertical Trees With Eternal Leaves
2. Rough Tides
3. Still Waters
4. Clock Murderer
5. Objects
6. Midnight Shadows
7. Love Obscure
8. Unintentional Violence
9. Ba-Run (rain)
10. Evil Complex
11. Unhuman
12. Abused Fiddle
13. Gray
14. Gradual Suicide
15. Boarded Windows w/Gajah
16. The Dream
自主CD-Rやカセット・リリース、数え切れないほどの客演などでフル・アルバムが待たれていたハワイ〜ベイ・エリアのフィーメルMC、NEILAのオフィシャル・デビュー・アルバム。

NEILAの特徴は、やはりその独特のフロウだろう。よく”歌うようなラップ”という形容をするが、彼女の場合、”ラップするように歌う”と言った方が正しいかもしれない。美しいメロディやスピードの変化、字余りをも即興性に満ちたデリヴァリーで昇華する様は、見事の一言だ。白昼夢のようなポエティックなスタイルと、緩急のあるユルーいデリヴァリーが彼女のアイデンティティー。

サウンド面は、DEESKEEが地味目の楽曲で基盤を固めて、OMIDやDADDY KEV、ANTICONのMATTHがアクセントを付けるという強力な布陣。全体的にジャジーな、NEILAのフロウを際立たせるレイドバックしたトラック。やはりDEESKEEとの相性の良さは格別で、特に"UNHUMAN"以降のDEESKEEとNEILAのコンビネーションは、正に無敵だ。他にも、MYK MANSONによる"STILL WATERS"、MATTHの"LOVE OBSCURE"など、捨て曲はない。

予想通りの内容と言ってしまえばそれまでだが、全編に渡って極めて高いクオリティを保っている。NEILAのオリジナリティ溢れるラップに、最高の仕事で応えたプロデューサー達。素晴らしいアルバムだ。