SAVAGE INTELLIGENCE

Label: DOMINANT RECORDS (2000)

Artist: KONCEPTUAL DOMINANCE

Production: Koncept Unltd, Konceot Dominance, 427, Hooknose


1. Self Titled
2. Do The Knowledge w/427
3. Black Anger
4. 427's Interlude No. 1
5. Savage Intelligence (original mix)
6. New Growth (koncepts of dominance)
7. Flawless Execution?
8. Vivid
9. 427's Interlude No. 2
10. Time Flows Constantly
11. Rock The Disco w/Ka Auditron Ba
12. Memories
13. Savage Intelligence Remix
14. Vivid Reprise
15. Memories (og mix)
ウェスト・コーストのKEMETIC SUNSクルーから、KING KONCEPTとKIRBY DOMINANTのコンビ。それぞれのソロ・カセット・アルバムも高水準だったが、このアルバムも例外ではない。ブラック・コンシャスネスとでも言う伝統を受け継いだライムに、サンプリング中心のドープなビート。粘っこい語り口のKIRBYと歯切れの良いKONCEPTの相性も抜群だ。

今ではすっかりナリを潜めた感のあるコンシャスなライムだが、かつてはトレンドになった時期もあった。ピアノが美しい"DO THE KNOWLEDGE"、KIRBYのソロ"BLACK ANGER"、ベースがファンキーなタイトル曲"SAVAGE INTELLIGENCE"(スムースなリミックスもドープ)等では、その頃のヒップホップが持っていたストリートの知識とでも言うべき意識の高いライムが聴ける。巨大企業が支配する世界の現状や革命について歌っている。他には、KONCEPTが物書きとしての哲学を語るソロ曲"NEW GROWTH"、ドープな幻想的なトラックでストリートのダーク・サイドを描写する"VIVID"など、どれも良い。

軽いところでは、自己紹介的な"SELF TITLED"、ワックMCを斬る"FLAWLESS EXECUTION?"、そしてタイトルが全てを物語る"ROCK THE DISCO"は、速いトラックも含め後半のハイライト。あと、427による幻想的な2つのインタールードも効果的だ。

トラック的に、誰もが一度は耳にした事がある様なネタ使いが多いが、嫌いになれない魅力がある。ヴィジュアルセンスのかけらも感じられないジャケも憎めない。全体的に、KMDやMAIN SOURCEが活躍していたあの頃を思い起こさせる仕上がり。非常にバランスの取れた佳作だ。