THE MAGNIFICENT

Label: BBE (2002)

Artist: DJ JAZZY JEFF

Production: Jeff Townes, Kenwood, Kevin Brown, P.Smoovah, Oddisee, Kenny 'Dope' Gonzalez, 'Little' Louie Vega, Pete Kuzma


1. Da Ntro w/Pauly Yamz & Baby Blak
2. Shake It Off w/Chef
3. For Da Love Of Da Game w/Pauly Yamz & Baby Blak
4. Break It Down w/J-Live
5. How I Do w/Shawn Stockman of Boyz II Men
6. Worldwide w/Baby Blak & Pauly Yamz
7. Musik Lounge w/Odyssey
8. Rock Wit U w/Eric Roberson
9. Travelz w/Baby Blak, Crushall
10. Scram w/Freddie Foxxx
11. My People w/Rahiem
12. Know Ur Hood w/Pauly Yamz & Chef
13. Love Saviour w/Flo Brown & Rahiem
14. Mystery Man w/Last Emperor
15. We Are w/Cy Young & Rahiem
16. A Charmed Life w/J-Live
17. We Live In Philly w/Jill Scott
18. In Time w/V
JAZZY JEFFのデビュー・アルバム!!擦りでクラウドを沸かせていたのも今は昔、すっかり大人なプロデューサーとなった感がある。かつての相方WILL SMITHが世界的スターとなるなか、自身のプロダクション・チームA TOUCH OF JAZZと共にフィラデルフィアの音楽を支えてきた彼。遅すぎたアルバムだ。

アルバムの内容だが、やはり歌モノに耳が行く。特に、リリックも含めてマービン・ゲイを彷彿とさせるRAHIEMの"MY PEOPLE"なんかはへヴィー・ローテーションだし、"HOW I DO"や"ROCK WIT U" も流石の出来だ。ラッパー絡みの曲でも、"KNOW UR HOOD"や"LOVE SAVIOUR"みたいに、シンガーをフィーチャーした曲の方が収まりが良い。CHEFの"SHAKE IT OFF"とかFREDDIE FOXXとの"SCRAM"は非常に良い出来なのだが、やっぱり、このアルバムをプレイヤーにセットするのは、"MY PEOPLE"みたいな曲を聴きたい気分の時だろう。なんにせよ、どの曲も余裕の高水準だ。

幾つか不満もあって、例えばKENNY DOPEとLOUIE VEGAが手掛けたハウス・チューン"IN TIME"がアルバムを締めくくっている事。JILL SCOTTがポエトリーを聴かせるROY AYERSのカヴァー"WE LIVE IN PHILLY"ほどアルバムのラストに相応しい曲もないと思うのだが。もう一つは、これは期待するほうが間違っているのかもしれないが、やっぱりかつてのような派手な擦りメインの曲も聴きたかったなー。多くのDJが参加した"BREAK IT DOWN"なんてあっという間だし、もうそっちに興味はないのかな。長いキャリアで初のソロ名義なのにインスト曲もないし、根っからの裏方気質なんだろうか。

基本的に、JAY DEEやSEAN Jの音に反応する向きには文句の付けようのない内容だ。これまでのBEAT GENERATIONシリーズ中でも、最もマス・アピール度の高いアルバム。