LP/EP THE COMPONENTS OF A PERFECT SUICIDE : IN LOVING MEMORY OF....



THE COMPONENTS OF A PERFECT SUICIDE

Label: BIOFIDELIC (2001)

Artist: DEESKEE

Production: Deeskee


1. Intro/Beyomd The Jawn w/Radioinactive
2. Another Day, Another Night
3. Slipping Through The Crack8
4. Traveling (freestyle) w/Tommy V, Gel One, Digit 6
5. Component A
6. Negative Space
7. Suitable Relaxation w/Gel Rock
8. Component B
9. Untitled
ベイ・エリアのハードワーキング・プロデューサーDEESKEE、本人名義の第2弾。確実な成長が見られる充実したアルバムになった。

今作のメインも、当然インスト曲。幻想的な"ANOTHER DAY, ANOTHER NIGHT"は前作の路線に忠実だが、メランコリックな"SLIPPING THROUGH THE CRACK8"は新機軸といえる。心地良いギターループが作り出すグルーヴにやられっぱなしの、ノスタルジックな名曲だ。"COMPONENT A"には前作の悪い面が出てしまっているが、白昼夢"NEGATIVE SPACE"、ジャズ・ギターとマッシヴなドラムがいい感じの"COMPONENT B"、レイドバックしたジャズ・ファンクを展開する"UNTITLED"など、文句ナシにドープだ。

冒頭、RADIOINACTIVEをフィーチャーした"BEYOND THE JAWN"は、正統派ファンク・サウンド。RADIOINACTIVEがこういったトラックでライムする事はあまり無いので、フレッシュだ。だらけた"TRAVELING (FREESTYLE)"も良い。

前作とはうって変わって、ヴァラエティに富んだトラックに唸らされる。これといったオリジナリティ個性こそ感じられないものの、どれもなかなかのクオリティ。




IN LOVING MEMORY OF....

Label: BIOFIDELIC (1999)

Artist: DEESKEE

Production: Deeskee


1. Dust w/Sole
2. Sand Man
3. Deanna
4. Security Blanket
5. Wishing Well
6. Wait For The Drums
7. Half The Battle
8. The Dyig Game
9. As The World Goes Round
10. Moments Loss
11. Shot In The Dark
12. Track 12
MALEKO、ADMINISTERとのユニットABNORMALを始め、多くのMC達にビートを提供してきたDEESKEEによるインスト・アルバム。

その"DUST"は、ファンキーなオールドスクール・トラックに派手なスクラッチが絡むファンキーなトラック。SOLEが斬り込むとループもダークに変化。ドープです。彼のトラックの特徴は、漂うように幻想的点だが、そこが弱点でもある。似たような曲ばかりなのだ。"SAND MAN"はその典型で、"DEANNA"や"SECURITY BLANKET"など、その手の曲がずらずらと続く。勿論良い曲もあって、何とも心地良い"HALF THE BATTLE"や、RUN DMC"SUCKER MC'S"使いの"AS THE WORLD GOES ROUND"辺りはドープだ。

どれも決して悪くはないのだが、似たような曲ばかりで少々食傷気味になってしまう。もっと一曲一曲の幅を広げないと、アルバムとして聴かせるのは難しい。際立った曲もあるので、それだけをシングルとかEPで聴いていたら、もっと印象も良くなっていたかも。